日時:9月23日(金)14時~17時 場所:マナスリンク 東京都中野区本町4-48-17 新中野駅上プラザ803 090-1818-7008 ※丸ノ内線新中野駅の真上です(ベローチェのあるビルの8F) 会合内容: 出席者は、野口さん、山田さん、高橋さん、綿引さん、濱さん、大槻 おやつは、日本酒、ワイン(赤、白)、高級缶詰、お菓子など潤沢でした。 (1)知働化研究会誌Vol.2を年度末発行目標でまとめる方向とします。 詳細の進め方については、野口編集長よりお知らせします。 研究会誌Vol.1の記事をベースにその発展系でもよいし、全く 新しい作品でもよいですが、Vol.2では、缶詰会などを通じて レビューをしていくことにしています。 (2)缶詰会は、今後も研究会誌レビューを行う定例会として開催し ていきます。 (3)2011年度第3回缶詰会は、10月19日(水曜)18時半〜 TISさんの(小さな)会議室にて開催可能かどうかを塩田さん に打診してみることにします。 懇談では、以下のような事項が話題としてでました。お酒や缶詰が美味しいために、自由な意見が たくさんでました。 ・アジャイルプロセスの原点は、ケント・ベック氏の主張によれば、銀行等の業務系を対象としています。 ・今までのミッションクリティカルな領域は、そのまま伝統的な開発プロセスとして残っていくでしょう。 ・アジャイルプロセス向きの領域では、得てして過剰品質に陥っている傾向があります。 ・現状のテスト、アジャイルプロセスでのテストは、考え方が間違っているように思えます。 ・不安を解消して安心したいという欲求のもたらす影響を解明し、これを統制していくことが、今後の 新しいプロセス整備のヒントになりそうです。 ・関所資本主義に続き、何らかの新しい経済モデルがあり得る。 ・お布施のビジネスモデルはどうしたらよいのでしょう。 ・お金を払って、払った側がありがとうと言うやりとりが成立する世界が成立するのでしょうか。 ・人は、時間や空間を埋める性向があり、それ自身が価値を生むことがあります。 ・リソースの平準化は、一つの価値と考えられます。 ・生産性の向上は、他人の仕事を奪っていることになります。 ・最適化や生産性向上は、その施策によってでた余剰人員やリソースを組織全体で価値を生む方向に 持っていかなくてはなりません。最適化や生産性向上だけでは、価値を生むことはありません。 ・ソフトウェア開発の現場では、突出した才能や技能を持った人を、多くの人々を食べさせていると いう現実があります。こういった中で人材選別、育成の問題を考えていかなくてはなりません。 ・コーチングやカウンセリングで育つ人とそうでない人がいるようです。言うなれば、自分の外側 に出ることができるか、否かというのが、一つのリトマス試験紙となります。 まだまだあったような気もしますが、とりあえず。 大槻(記) |