新ソフトウェア宣言
Declaration of New Software
従来のソフトウェアに関わる諸活動の呪縛から解放され、新たな世界を築いていくためには、新たな呪縛に捕われ、新たな中心を設定していかなくてはなりません。我々は、以下の関心の候補が有望であると確信しています。
1.ソフトウェアは、数学的理論探求の上に成り立つ Software is built upon exploration of mathematical theory. 2.ソフトウェアは、部分に還元することが不可能な全体である Software can not be reduced to parts. 3.ソフトウェアは、実行可能な知識である Software is executable knowledge. 4.ソフトウェアは、学びの副産物に過ぎない Software is just a by-product of learning. 5.ソフトウェアは、制約条件下で創造される美しい人工物である Software is a beautiful artifact, created under some constraints. 6.ソフトウェアは、富を生む経済活動の資源である Software is a resource of wealth-creating economic activities. 7.ソフトウェアは、言語ゲームである Software is a language game.
2010年6月11日 横浜にて June 11, 2010 at Yokohama (We appreciate Mrs. Nao Aoki for proofreading from Japanese to English translation.) 新ソフトウェア宣言の作成経緯、解説などは以下の通りです。
きれいにレイアウトされた宣言書は、下記PDF(NewSoftDecl20100611Yokohama.pdf)でご覧下さい。iPadで写真立て風に表示しておくと、お部屋が知的な雰囲気に引き立ちます。 『新ソフトウェア宣言』についての、ご意見、コメントなどもお寄せいただければ、一同、励みになります。また、知働化研究誌Vol.2は、宣言(呪縛)の特集を組む予定ですので、ご期待ください。 本件についての問合せは、otsuki.s@exekt-lab.org までお気軽にどうぞ。 |