トキの研究室

時本永吉(トキ)の知働化研究室です。
私にとって、知働化によって求めることは3点あります。
 
1.価値の共有
知働的な活動とは、考え続けること。語り続けること。議論し続けること。共有はその結果です。
共有はチーム内で行うこと。チームはプロジェクトに関わるもの全てを含みます。
2.人に依存していたことを論理的に明らかにすること
おそらく、みなさんは既に知働的に活動されています。「知働化研究会に賛同する方は程度の違いがあれど、全員、知働的に活動できている」と仮定します。そういった方は世間、または社内で優秀なエンジニアだと評価されているでしょう。では、みなさんと他の方の違いは何でしょう。その人でなければならないのでしょうか。
今まで人に依存していいると思われていたことは、実は、哲学的に解明すれば、論理的に説明できるはずだ、と仮定し、それをひとつずつ証明していくこと。
例えば、体を動かすときに体のどの部分が動くのかを意識するかのように、考えたときに知がどのように働くのかを意識できるようにすること。
そのような、「明らかにすること」が知働的な活動と考えます。
 3.プロセスづくり
世の中にはたくさんの知が存在します。この知働化研究会にもたくさん存在します。では、どの知(方法論など)をどのように活用していけばよいでしょうか。
そのまま利用することはできません。定義より、同じ条件のプロジェクトなど存在しないのです。
プロジェクトごとに、どのようにコントロールするかプロセスを考えていくことを、プロセスづくりと称します。
Index:
 
 
発表資料:
第2回(2009/10/15) プログラマの戒
第3回(2009/12/07) エンターテイナーと哲学 
第4回(2010/03/02) 研究活動報告